◆『サーカス』
監督:チャーリー・チャプリン
久しぶりに観た。スカパーのシネフィル・イマジカでやっていた。
初めて観た時は中学生。姉がNHKで深夜にまとめてやっていたのをビデオに録画していたのを見た。
次に観たのは大学の時。それ以来だから15年ぶりか。
最初の曲の歌詞にグッと来てしまったのは歳を取ったからだと思う。
「さあお嬢さんブランコを漕ぎなさい。虹をつかもうと思うなら下を見てはダメだ。」
トーキーの勃興期に、どこまでもサイレントにこだわったチャップリン。この最初の曲が沁みるのは、サイレントだからということもあると思う。
3分の1を観た所で息子壱にチャンネル権を奪われたが、そこまでは息子壱(9歳)も息子弐(2歳)も夢中になって観ていた。
情報を排除することによって成立する表現は、それゆえに?言葉や論理で飾れないゆえに、直感的に子供にも面白さは伝わるのかもしれない。(もちろん同時につまらなさも伝わるだろうが。)今度、昔録画しておいた奴を観るのを付き合せよう。
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