2018年11月9日金曜日

できない人への無邪気な悪意

できる人間が、できない人間のできなさを怒り、責め、罵倒したり、あげつらいあざ笑う等々、感情に任せて行う言動は社会的に許容されることが多いが、できない人間がそれに対し反省し謝罪し感謝する以外の言動をとることは許されず、傷ついたり苦しんだり、まして反論することはより強い批判や非難を呼び起こすことになる。
できない人ができない原因は、本人の資質(やる気も含む)に負う部分はもちろん大きいが、その業務ができにくい業務であったり、できにくい環境であったりする部分の方がはるかに大きい。例えば、ある業務において、できない人ができるようになったら、それはその人一人だけのプラスだが、その人も含めできない人みんなができるような業務や環境に改善すれば、そこの全従業員分のプラスになる。