晴れ 風は冷たい。
『L change the WorLd』※公式サイトはめちゃくちゃ重いので回線が細い方は注意!!
movix仙台で見た。
たまたまメンズデーで千円だった。
『DEATH NOTE デスノート』の外伝的な作品。
デスノートにLが自分の名前を記してから息を引き取るまでの23日間の物語。
まだ、上映中なので詳細は避けるが、面白かった。
『DEATH NOTE』のような頭脳戦を期待すると肩透かしを食うが、Lというキャラクターが好きな人なら、絶対楽しめるロードムービーだと思う。
随所に頬をポッと赤らめてしまうような青いセリフが飛び交うシーンがあるのはご愛嬌。
ところで、Lは究極の理想のオタクだと思う。
『DEATH NOTE』のテーマは「オタクが世界を救う」ということだったのかも。
オタクと呼ばれる人間を社会の不適合者と見る人は今もいるが、そういう人々が唸るほどの知能と行動力を持ち、いくら食っても太らない理想の肉体と、周囲の奇異を見る目に屈しない強靭な精神力を兼ね備えたその存在は、ある種の偏りを持つ人間にとって、「そうあれかし」と願わずに(…願わないまでも、ちょっと夢想せずに)いられない姿だろう。
そんな人間に本当に必要なものは何か?
オタクが搾取される存在でなく、世界を変える、
否、
世界を救う存在になるには?
その答えが見え隠れする映画だった。
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