2004年8月4日水曜日

『<日本人>の境界』読了

図書館から借りていた『日本人の境界』をざっと読み終わった。
かなり飛ばしたけど、面白かった。
沖縄、アイヌ、台湾、朝鮮の、日本による同化、併合、支配と、それへの反発。日本の敗戦による独立や本土復帰の流れを様々な資料を通して見つめ直し、得てして単一民族を思われがちな「日本人」というものと「外」との境界線付近にいる人々の変遷、変化から、境界線を引くこと自体の危険性、不条理性を描き出した本です。
まだ読み終わってすぐなので言葉にまとまらないので、感想はまた今度。
結構、目から鱗な本でした。

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