2013年11月21日木曜日

「基本情報処理資格試験」合格したので勉強法をメモ

先日、平成25年度秋期の基本情報処理技術者試験を受験したが、先ほど合格を確認。
いやーよかった。どきどきした。
というわけで、今回の受験勉強のことを書いてみることにする。


試験勉強は網羅的な参考書の最新版を1冊。古本屋で見つけた5年くらい前のわかりやすい参考書を1冊、Javaの対策用の本を1冊の計3冊。
Webサイトは
「情報処理技術者試験の過去問と解説なら「情報処理試験.jp」」
http://xn--n9q36mh1hnxuksz7wt.jp/index.html
基本情報技術者過去問道場|基本情報技術者試験.com
http://www.fe-siken.com/fekakomon.php

の二箇所。
午前の部はアプリと基本情報技術者試験.com、午後の部は情報処理試験.jpを活用。

それとAndroidアプリの
基本情報技術者試験 過去問題集
で過去問対策をした。


試験の10ヶ月前位から、はじめに網羅的な参考書(合格教本の方)を一通り読み込んで、試験範囲の辺りを付け、自分の知識があるところと苦手そうなところを把握。
この段階では詳細を追いかけるより、まずは一通り読むことを重視。最後まで読み切ることで全体を把握できる。

次に、わかりやすい参考書(基本情報受かる100講の方)を一通り読んで、解き方のコツを把握。
と同時に午前の部の過去問をやり込み、わからなかった問題のキーワードを調べて勉強する。
網羅的な参考書の方は、アルファベットの略称についての説明が一切無かったが、こちらには元々の単語と覚え方のこつなどが書いてあり、しっくり来た。

この頃、スマホに過去問アプリを入れた。
上で紹介したのは無料のソフトで5回分の午前問題しか入っていなかったが、これを繰り返して、8割以上常時取れるようになると、それだけでだいぶ心強くなった。(そこから先は、基本情報処理試験.comで挑戦すればよい)

ある程度午前の部が見えてきたところで、Javaの参考書(JAVA集中ゼミの方)で勉強スタート。
この本、受験合格に焦点が絞られていて、プログラミングでのあれこれとか、詳細のふがふがではなく、受験の際どう出るかが割と具体的に説明されていて、プログラミングの基本がわかれば、試験合格には十分な知識が手に入る。(つまり、本格的なJAVAプログラミングを学ぶには役不足ということでもある)
わからないキーワードはネットで調べ、参考書を一通り読んだところで午後の過去問に挑戦。
ここでも点を取ることより、わからなかったところを調べて理解することに重点を置く。

試験2週間位前の段階で午前の部は平均8割位、午後の部は5割位答えが合う程度。
最後の10日くらいは午後の過去問を中心に取り組んだ。

午後の部の場合、キーワードである程度取れる部分もあるが、そこは午前の部と地続きなので、過去問をやる時は、問題文を読み解いてシステム化の構造を考える訓練が重要になる。

当日、午前の部は2回見なおした上で40分を残して途中退場できた。

午後の部は、最後のギリギリまで取り組んだ。
まず一通り読んでやれそうな所、システム化を考える必要がないところ(論理回路の部分とかIPv6についての説明)から取組む。論理回路の部分は冷静に取り組めば多分大丈夫。説明を埋める問題は知らない話題でも理論的に考えると大体解ける。
次に、分かりそうな問題、必須問題に取組む。
どちらもあまり深追いせず、わからないところはとりあえず飛ばして次に取組む。
これで選択問題をクリアできたらいいが足りない場合は、残っている中から、比較的知識があるジャンルの問題に挑戦する。

この辺りで残り1時間。

此処から先は取り組んでは確証が持てず他の問題に取組み、また別な問題に取り組みを繰り返す。放っておいてもどんど慌てるので、深呼吸したり首を回したりしてとにかく慌てないようにする。
「やれるだけはやってる。ダメならダメで仕方ない。」と自分に言い聞かせる。
この時点でのミッションは「とにかく解答欄を埋める」こと。
全て埋めきった時点ですでに残り10分を切っていた。

残りの時間を答えは書いたけど自信の無かったところの見直しにかける。
最後の一秒まで見直しして答えを書き換えた部分が4箇所位。
あとで答え合わせしたら、全部正解だった。点を拾ったことになる。
(別に1箇所、見直し中に「こっちなんじゃないか?」と思ったけど確証が持てずに直さなかったら、実は思った通りだった箇所がある。自分のゴーストを信じるべきだった。)

私の場合、小学生でPC(当時はマイコン)に触れ曲がりなりにもプログラミングの経験もあったし、Linuxがまだ一般的でなかった頃にPCに入れて試行錯誤した経験もあったし、ネットに関しては仕事でもやっている部分なので、そうした点では楽だった。
雇用契約や著作権、マネジメントなどの部分やアルファベットの略称を覚えるのが難しかった。

ともあれ、何とか無事合格できてよかった。
仕事上では何も役に立たないけど、これまで積み重ねたものは一応初歩の国家資格レベルは超えてることが証明できた。

そして40代でも資格を取ることが出来ることがわかった。
それが一番の成果かも。

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