2008年1月12日土曜日

『チャーリーとチョコレート工場』ティム・バートン

朝から夜まで曇り。時々雨。気温低し。

◆『チャーリーとチョコレート工場』
監督 ティム・バートン
金曜ロードショーで観る。

前々から気になっていたがついに観れた。

息子壱は学校等々で3回観たそうだ。今の学校は良いなあ。

ティム・バートンの映像センスは相変わらず素敵だ。
日本語吹き替えの声はちょっとなんだけど、最後まで面白く観る事が出来た。

ウィリー・ウォンカ製のお菓子は世界中で大人気。しかしその工場の中は一切謎に包まれている。
ある日ウォンカは「生産するチョコレートの中に5枚だけ金色のチケットを同封し、それを引き当てた子供は家族を一人同伴で工場を見学する権利が与えられ、さらにそのうちの一人にはすばらしい副賞がつく」という告知を出した。
世界中がチケット争奪で大騒ぎとなる中、運良く引き当てたのは、食いしん坊の肥満少年オーガスタス、お金持ちでわがままな少女ベルーカ、いつもガムを噛んで勝つことにこだわる少女バイオレット、テレビ好きで反抗的な少年マイク、そして家は貧しいが家族思いの心優しい少年チャーリー。
彼らはウォンカの招待のもと、工場の中で夢のような不思議な光景を体験していく。
ところがその途中で、まるであらかじめ仕組んであったかのようなさまざまなハプニングが起きて、子供たちは一人、また一人と消えていく…果たして、最後まで工場を見て回れる子供はいるのか。
ウォンカの「副賞」とは、そして彼の過去とは?

Wikipediaより

子供たち、大人達ともキャラが立っていて面白い。
また、随所に出てくる小人親父が良い味出している。

途中で出てくるエレベーターは、時々夢で見る。
私の場合は、巨大なビルなんかでエレベーターに乗るといつの間にかあんな感じであっち行ったりこっち行ったり、全くコントロールが効かない状態で彷徨ったり自由落下したりして、恐怖で目が覚める…という、悪夢と言って良い場合が多い。
そんなこともあって、夢と妄想と幻想がごっちゃ混ぜになった感じが共感できて面白かった。

ティム・バートンとジョニー・デップと言えば『シザーハンズ』もそうだが、なんとも切ない悲しい優しい心を持つ変人と、変質的な成功者たちの組み合わせが生み出す独特の「きれいは汚い汚いはきれい」な世界観は健在だった。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』も観たいと思う。できれば映画館で。

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