2004年2月7日土曜日

お経の読み方

…何を書いてるんだか。
 今日のお通夜のお寺は日蓮宗でした。(ちなみに私の仕事は葬儀の司会です。)久しぶりなので、どんなだったっけとお経を聞いていると、いわゆる方便品を読経して、その後は聞いたことのないお経を読んだり色々日本語で語りかけておりました。
 方便品と寿量品は創価学会なんかでも盛んに唱えられているお経ですが、だいぶ雰囲気は違いました。お経の読み方は宗派によって様々で、さらにお寺によっても細かく違います。
 うちの本家の菩提寺は浄土真宗なのですが、浄土真宗のお経は謡のような読み方記号がお経の本についています。それに従って、こぶしを入れたり上げたり下げたりするのです。菩提寺の住職さんは正に謡のような読み方なのですが、仙台の住職さんだと飾り気がない読み方の人が多いです。まあ、飾り気ない方が読経が早く済んで楽なんですけど、仕事的には。
 ああいうのは、直接ついた師匠によって違うんだとか。だから、師匠が下手だと下手くそな読み方になりがちのようです。

 でもまあ、本当に大事なのは中に書かれてることなんだと思うんですけどね…。

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