すみこではない。
念のため。
図書館で借りた。いわゆる注釈本を読了。
『墨攻』(酒見賢一 著)とセットで読むのが吉。
また読みたいな。時間があったら。
墨子の考え方は、個人的には孔子の言葉よりしっくり来る。
しかし、いわゆる墨家集団のイデオロギー的な部分は嫌いだ。
誰のために戦い、誰のために死ぬのか。
少なくとも圧政者のためじゃないはずだ。
キリストその人と教会の関係のようなものを感じる。
集団が自己保存に傾くと、創始者は人ではなくシンボルとなり、生きた言葉はフィルタで濾されて力を失う。
大事なのは、崇め奉ることではなく、我が心と行いを彼の人のごとくにすることだ。
彼の人の考えるように考え、彼の人が行うように行う。
まあそれが難しいのだが
不肖の者には。
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